2010年04月02日

64 ビット版 AviSynth 2.5.8 非公式ビルド (2010-03-31)

avisynth64 - Project Hosting on Google Code

  • SEt 氏による AviSynth 2.5.8 のマルチスレッド対応ビルドを Intel C++ Compiler (icc) 11 を使って 64 ビット版としてコンパイルしたもの。
  • マルチスレッド対応版をベースにしているため、SetMTMode() も、MT() も使える(MT() の利用には、同じ場所で配布されている MT.dll が必要)。
  • JoshyD 氏による非公式ビルド。
  • 同じく JoshyD 氏によって配布されているその他の 64 ビット版プラグインやツールについては、AviSynth ニュース(AviSynth Blog rev.3): 64 ビット版 AviSynth プラグイン/ツール JoshyD ビルドを参照。
  • 64 ビット版の AviSynth としては、すでに squid_80 氏によるバージョンがあります。下記の「関連リンク」を参照。ただし、ベースとなっている AviSynth のバージョンが少し古いです。
  • あらたにサイトが開設されたようです。 -> avisynth64 - Project Hosting on Google Code

注意

  • これは、AviSynth rev.2 プロジェクトによる正式なリリースではありません。
  • レジストリの書き換えを伴なうため、使用に際しては注意が必要です。もし試したい場合は、あらかじめバックアップを取ってから試した方がいいでしょう。もしくは、正式に 64 ビット版がリリースされるのを待った方が無難かもしれません。
  • あらかじめ AviSynth 2.5.8 をインストールしてから、オリジナル版の dll を配布されている dll ファイルに置き換えて使用します(詳細は、AviSynth ニュース(AviSynth Blog rev.3): 64 ビット版 AviSynth 2.5.8 非公式ビルドの「インストール手順」を参照)。

変更点

http://forum.doom9.org/showthread.php?p=1387856#post1387856 によると、2010-03-29 版は安定して”いなかった”とのことです。

また、http://forum.doom9.org/showthread.php?p=1374605#post1374605 によると、メモリコピールーチンにおけるバグの修正と水平リサイズ関数の作り直しが行われたようです。

以下、引用です(斜体強調は引用者による):

http://forum.doom9.org/showthread.php?p=1374605#post1374605

Feature Test Release 3/31/2010
+ Bug found, fixed in memory copy routine
+ Slight Rework of horizontal resize functions for more speed
+ Universal binary, no longer need to distinguish between AMD and Intel builds
+ Optimized BitBlt memory copy Routine
+ Started implementation of SSE3/4 specific instructions when supported processor is detected
+ Removed most code paths intended to support CPU's without mmx/iSSE
+ Resize functions reworked to take advantage of extra registers available when processor is in 64bit mode

関連リンク

posted by niiyan at 00:10 | Comment(0) | AviSynth | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。